㊻オンラインレッスンって いろいろ
オンラインレッスン、かなり、浸透してきました。
でも、その形態はまちまち。
同じではありません。
①録画された講義を、視聴するだけのオンラインは、提供する側は、非常に楽です。
最初に、多く使われた方法です。
②公立小学校のオンラインは、指名された子供が、その時だけ発言する方式です。
40人も小学生があつまると、黙って聞く時間がないとすすみません。
しかし、英会話、となると、本人が話す量が重要になります。
③古くからある、外国人の講師との1対1のレッスンは、逃げ場がありませんから、自分が話すということにおいては、かなり有効です。 しかし、ネイティブというだけでは、指導のプロとはかぎりませんので、 注意が必要です。
④企業が、その潤沢な資金をもとに、作ったソフトによる勉強アプリは、かなり優秀です。でも、”人とのコミュニケーション”という点では、知識に偏る可能性があります。友達と話したり、人前でも、わかりやすく、話す力を育てることは、そこではできません。
こんなふうに、オンラインといっても、いろいろです。
私も、2年前から、オンラインをとりいれています。
すべて独学ですが、最近は、zoomの詳しい解説は、いくらでもネット上にあるので、時間さえかければ(これがたいへん・・)、なんとかなります。
今、YCのオンラインレッスンで、こころがけているのは、
①できるだけ、個人の発声回数を多くする。
②私とだけではなく、レッスンの仲間ともやり取りをする。
③従来のカード、絵本などを、見やすくするため画像化をして、集中力を維持できるようにする。
④発表などの機会を失わず、録画などで、発表への意識をたかめる。
などです。
かえって、レッスンへの準備が多くなったりもしますが、同じ60分を有効に使うには、工夫が必要です。
さて、そうはいっても問題点もあります。
①小さな画面からの情報では、集中力の維持に、個人差がはっきり出ます。
学齢が低い、ちいさな、お子さんたちについては、わたしも、いっしょにおどったりしています。多少、落ち着かなくても、まずは、聞いたり、歌ったりしていればいい時期ですので、それほど気にしなくても、よいと思います。
しかし、小学校の3年生ごろからは、しっかり、人の話を聞き、言葉だけからの情報でも理解できる力が必要です。(最近の子供たちは、目からの情報に偏りがちです。)
②個人の通信環境により、クラス全体の集中力がさがり、レッスンの内容が十分に伝わらないことがあります。
レッスン内容をよくするために、画像をとりいれたり、いろいろと工夫をすると、通信量が増えます。安定した通信環境が、絶対条件です。
③アイパッドをたおしたり、パソコンのキーボードを触ってしまい、いろいろなハプニングがおきます。 レッスン中は、すべてこちらで操作する設定にしていますが、設定間違いや、個人の行動でのトラブルが起きるときがあります。
残念ですが、ハプニングのたびに、まわりが、待たなくてはならない時間が増えます。
今回、YCのほとんどのクラスで、かなり、充実した内容のレッスンができました。
トラブルがあった部分は、少しずつ改善したいですね~